【動物実験データ】 - ラットの尿酸レベルにおよぼす直井霊芝GYR系(三色)の影響 -
ラットの尿酸レベルにおよぼす直井霊芝GYR系(三色)の影響
近年、生活が豊かになりプリン体を多く含む食品を大量に長期間摂取するようになり、痛風の原因として問題視されています。
そこで、直井霊芝GYR系(三色)の血中・尿中尿酸値におよぼす影響についてビール酵母を配合した飼料を与えた高尿酸ラットを用いて検討しました。
■高尿酸値による疾病
最近の食生活は核酸、蛋白質、果糖、アルコール、肉類等の過剰摂取により、体内の尿酸プールが拡大して、血液および尿中の尿酸濃度の高い人が増加している。
病的には痛風、リウマチ、白血病、腎障害時に高尿酸値を示すことが知られている。これらに関連する疾病の治療には、一般的に尿酸合成阻害剤や尿酸排泄促進剤が用いられるが、長期投与による副作用が問題となっている。
■直井霊芝GYR系(三色)より抽出した物質GLPの「尿中尿酸値」抑制作用
ビール酵母粉末を配合した飼料を与え尿中尿酸値を高くしたマウスに、直井霊芝GYR系(三色)より抽出した被験物質GLPを6日間投与したところ、
GLPの投与量に依存して、尿中尿酸値が低下することがわかりました。
■直井霊芝GYR系(三色)より抽出した物質GLPの「血中尿酸値」抑制作用
ビール酵母粉末を配合した飼料を与え血中尿酸値を高くしたマウスに、直井霊芝GYR系(三色)より抽出した被験物質GLPを6日間投与したところ、
GLPの投与量に依存して、血中尿酸値が低下することがわかりました。
■直井霊芝GYR系(三色)より抽出した物質GLPの有用性
餌性高尿酸ラットを用いた本実験により、霊芝に含まれる天然成分GLPに血中尿酸値、尿中尿酸値いずれにおいても量依存的な抑制作用が認められたことは、高尿酸値を示す様々な疾病の治療の応用に有用であると考えられる。
[三重大学社会連携研究センター 研究報告第19号 2011年12月発行]
※掲載されている論文中にある「五岳霊芝」はすべて「直井霊芝GYR系」のことです。