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霊芝研究データ

【動物実験データ】抗ガン作用

直井霊芝GYR系由来多糖体の抗ガン作用について
霊芝は産地、あるいは菌株の種類・色の違いにより薬理学的効果の相異が指摘されている。今回は飛騨高山で栽培された直井霊芝GYR系の子実体から得られた多糖体の抗癌効果について検討した。
■直井霊芝GYR系由来多糖体の抗ガン効果
抗ガン試験には、5週令のICR/Slc系 雌性マウス8匹を1群とした。これに、移植後7日目のマウスから採取したSarcoma 180 ガン細胞(5×106個)を移植し、24時間後から各検体の一定量(20mg/kg)を連日10日間腹腔投与を行った。移植21日目にガンの大きさ(cm3,4/3πa2b/2,ただし,a : 短径, b : 長径mm)を測定し、対照群と比較して ガン抑制率(%)=(1-T/C)×100を算出した。ただし、T:検体投与群のガンの大きさ、C:対照群のガンの大きさ、また移植28日目におけるガン完全消失率(%)およびマウスの生存率を対照群と比較した。
直井霊芝の抗ガン効果
直井霊芝GYR系の「五色」「純黄」「純白」から抽出した多糖体のいずれとも63~100%のマウスにガンの完全消失を伴う強い効果が認められた。特に「純白」由来多糖体の20mg/kg、10日間連日の腹腔内投与群では顕著な抗ガン活性が見られ、ガン移植3週間後のガン抑制率は96.0%で全例のマウスにガンの完全消失が認められたことは注目される。
■直井霊芝GYR系への期待
今回の試験は、霊芝の種菌の種類による傘表面の色と人工栽培法によって霊芝の抗ガン効果が相違することを物語っている。
そして直井霊芝GYR系には発症したガンが進行するのを防ぎ、ついには消失させてしまうという抗ガン効果があることがわかった。
ただ、直井霊芝GYR系は抗ガン剤のように直接ガン細胞を攻撃するものではなく、免疫を司る細胞の数を増やす、すなわち免疫力を高めることによってガン細胞の増殖を抑えるように作用する。
今後、直井霊芝GYR系の抗ガン効果を生かした、高付加価値のある食品分野への応用が期待される。
医学と生物 霊芝の抗ガン効果


[医学と生物学・第137巻・第1号・1998年7月10日]
※掲載されている論文中にある「五岳霊芝」はすべて「直井霊芝GYR系」のことです。



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